数列に関するさまざまな記事をまとめていきます。
気になる公式や問題があれば、ぜひ詳細記事を参考にしてくださいね!
目次
数列とは?
数列とは、数の並びのことです。
多くの場合、ある規則性をもった数の並びを扱います。
初項・末項・一般項
数列のはじめの数を初項、最後の項を末項といいます。
また、規則性をもつ数列であれば、一般化した式で任意の項(第 \(n\) 項)を表現でき、これを「一般項」と呼びます。
(例)
\(2, 5, 8, 11, 14, 17, 20\)
規則性:\(3\) ずつ増えていく
初項:\(2\)
末項:\(20\)
一般項:\(3n − 1\)
数列の基本 3 パターン
代表的な規則性をもつ次の \(3\) つの数列は必ず押さえておきましょう。
等差数列
隣り合う項の差が等しい数列です。

等比数列
隣り合う項の比が等しい数列です。

階差数列
隣り合う項の差を並べた新たな数列を「階差数列」といいます。
一見規則性のない数列でも、階差数列を調べると規則性が見えてくる場合があります。

数列の和(シグマ計算)
数列の和を求めるときは、数の総和を求めるシグマ \(\sum\) の記号をよく使います。
よく出る和の計算には、シグマ \(\sum\) を用いた公式があるので一通り理解しておきましょう!

その他の数列
その他、応用問題として出てくる数列や、知っておくべき数列を紹介します。
群数列
ある数列を一定のルールで群に区切ってできる新たな数列のことを「群数列」といいます。

フィボナッチ数列
前の \(2\) 項を足して次の項を得る数列を「フィボナッチ数列」といい、興味深い性質をもつことから非常に有名です。

漸化式とは?
漸化式とは、数列の規則性を隣り合う項同士の関係で示した式です。

漸化式の解法
以下の記事では、全パターンの漸化式の解法をまとめています。

漸化式の応用
漸化式を利用したさまざまな応用問題があります。
和 \(S_n\) を含む漸化式
漸化式に、一般項 \(a_n\) だけではなく和 \(S_n\) を含むタイプの問題です。

連立漸化式
連立方程式のように、複数の漸化式を連立した問題です。

図形と漸化式
図形問題と漸化式の複合問題です。

確率漸化式
確率と漸化式の複合問題です。

以上が数列の記事一覧でした!
数列にはさまざまなパターンの問題がありますが、コツを押さえればどんな問題にも対応できるはずです。
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